航空自衛隊の組織
用語集
パッチの種類
どこで買う?
これは本物?

航空自衛隊の組織

どの基地に、どんな飛行隊や飛行機がいるのかを知りたい方は、
こちらのページを見てください。

用語集

パッチ

ワッペンとも言う事がありますが、ステッカーなどもワッペンと言う事があります。
どちらかと言えば、昔はワッペンで通っていた名称も、
最近ではパッチという名称が定着している様なので、ここではパッチと表記します。

戦競 (航空自衛隊)

航空自衛隊の戦技競技会の略。
年1回、全国の戦闘飛行隊を集めて模擬戦闘を行い、その優劣を競うもので、
各飛行隊が日頃の訓練の成果を試す場でもある。士気高揚の為、機体に特別な塗装を施したり、
特別なパッチを作ったりするので、マニアの間では注目のイベントとなっている。

パッチには「TAC MEET]と表記されることが多い。

米軍の場合、現在ではこの様な競技会は行われていない。

サブデュード

迷彩塗装の様に、視認性を下げる為に原色をグリーンやグレーなどの目立たない色に
変えたパッチを指す。あまり一般的でないと思われるので、ロービジと表記します。

ロービジ

ロービジビリティーの略で、低視認性という意味。なるべく目立たない色でマーキングを行い、
敵から見つからないようにする。

ハイビジ

ロービジに対して、ロービジ以前の割と派手だったころのマーキングなどのこと。

アニバーサリー

お祝いのこと。戦競優勝や、部隊創設を記念して、パッチに描かれる事が多い。

SQ

飛行隊を指す、スコードロンの略。
例 : 306SQ = 306飛行隊

st、nd、rd、th

1st : 第1(1番目のという意味)ファーストと読む (例)1st SQ = 第1飛行隊 

2nd : 第2(2番目のという意味)セカンドと読む  (例)2nd SQ = 第2飛行隊 

3rd : 第3(3番目のという意味)サードです。   (例)3rd SQ = 第3飛行隊 

th  : 4以降は全て、「th」になります。     (例)306th SQ = 第306飛行隊。
     
入ったり入らなかったり、その時に応じてマチマチ。

TFW、TFS (米空軍、航空自衛隊)

タクティカル・ファイティング(ファイター)・スコードロンの略。意味は戦術戦闘飛行隊。
T=タクティカル、F=ファイティング(ファイター)、S=スコードロン。
※最後がSではなく、Wの場合は、TFW=戦術戦闘航空団   W=ウィング=航空団

航空自衛隊のパッチには、米空軍で使用されている(いた)略語を使う場合が多いが、
米空軍と違って、任務内容そのものを表記しているだけで、組織名を表記した物ではない。

※米空軍では、1992年の組織改編で、TFW、TFSの上部組織であるTAC(戦術航空軍団)が消滅し、
 同時にTFW、TFSという呼称(略語)は、Tが取れてFW、FSになった。

他に、 R=レコン=偵察 B=ボム、ボマー=爆撃 A=アタック=攻撃 などがあり、
任務に応じて、これらを組み合わせる。
略語 意味
タクティカル 戦術 S=ストラテジー=戦略
ファイティング(ファイター) 戦闘 他に、 
R=レコン=偵察 
B=ボム、ボマー=爆撃 
A=アタック=攻撃 
などがあり、 任務に応じて、これらを組み合わせる。
スコードロン 飛行隊 W=ウィング=航空団
例 : TRS=タクティカル・レコン・スコードロン=戦術偵察飛行隊。

ただ、略し方として、1文字に略す場合と、3文字に略す場合もあり、
また同じ略語でも意味が違ったりするので、見極めが必要になる。 

例 : TAC = タクティカルを3文字に略した場合。 
    TAC =  タクティカル・エア・コマンド 戦術航空軍団 (米空軍:1992年まで)
米空軍パッチの解説ページ

ロデオ

米国で開催される、輸送機部隊の競技会のこと。航空自衛隊からも参加している。

パッチの種類

部隊(章)パッチ

各飛行隊には必ず、その部隊を表す、固有の部隊章(エンブレム)があります。
そして、その部隊章をほぼそのままパッチにしたものが一つあります。
これは、何らかの大きな理由が無い限りデザインは変わりません。
基本的に、右胸に付けます。(左胸はネームプレート(名札)で各軍共通)
但し、米空軍の場合は例外で、航空軍、航空団、飛行隊のそれぞれにエンブレムが有り、
航空軍が右胸、航空団が左肩、飛行隊は右肩に付ける事になっています。

肩パッチ(サブパッチ)、部隊章以外のパッチ

部隊章以外は何でも有りで、付ける場所も決まっていない、ただし、米空軍は別。

搭乗機

飛行機の機種を表すもので、現在の搭乗機種を表現したパッチ
F−15ならイーグルドライバーパッチという具合。

記念(行事)

部隊の創設や、解隊、機種改変、などの行事に合わせて作られる記念パッチ。

その他、特別な訓練や、海外派遣などを記念したパッチもある。

米軍は、実戦参加を記念するパッチや、海軍の場合は、航海毎に記念パッチを作っている。

スキル(経験値)

飛行時間や着艦回数などが大台に乗った時の、その技量を示す為のパッチ。

どこで買う?

さてこれが問題。別にどこで買っても良いが、航空祭を楽しむという意味では、
航空祭に行った記念に、そこで売られていたパッチを買ってくる。というのが一つ。

もう一つは、昔から軍関係のパッチを作っているパッチ(刺繍)屋さんで買う方法。
例えば、有名なのは横須賀のダイアモンド商会さん。昔から横須賀に入港する軍艦、空母航空団
など海軍関係のパッチを作りつづけていて、店内は過去から現在までのありとあらゆる種類の
パッチで埋め尽くされている。ジャケットへの縫い付けもやってもらえる。 

※ダイヤモンド商会さんへGO!
 
だから、まとまったお金があれば、1日でそれなりのコレクションが完成してしまう。
合理的といえば合理的。
それに、米軍の場合は、明らかに日本製ではないと分かるような質の悪い物を売っていることがある。
その分、安く売ってくれればいいのだが値段は変わらない事が多く、高くて出来が悪いものを買うより
かえって、老舗のパッチ屋さんで上質な物を手に入れたほうが良いのかも知れない。

これは本物?

本物か? それとも、レプリカか? 結論から言えば線引きは無い。
というより、人それぞれで楽しめば良い。それに尽きる。何で? では理由を述べよう。

本物の定義。突き詰めれば、パイロットが身に付けていた物を直接譲ってもらい、
いっしょに写真を撮り、サインをもらう、それで完璧。誰も文句は言えない。それが本物。

でも、実際問題そんなコレクションの仕方など出来ない、
現実は、航空祭に行って飛行隊の売店を探して、そこで買う。
大抵の人は、飛行隊が出している店で、そこの隊員が売っているのだから本物だと思って買う。
それでいいと思う、現実には航空祭で販売するために作った物だとしても、真偽のほどはわからない。
自衛隊の場合は国内製なので、別の業者が作ったレプリカでも品質が良く、
鑑定しようが無いのだ。

それに、レプリカという定義もしにくい。
例えば、ある飛行隊で、去年の航空祭ですぐ売り切れた戦競パッチを今年も売ろうというんで、
いつもの業者さんに同じデザインで作ってもらう・・
同じ業者、日本の職人さんだ、パイロットが付けている物と寸分違わない出来である。
じゃ、これはレプリカか?

逆にもっと分からないのが米軍で、台湾などで作成したものを大量に用意して売っていることがある。
パッと見で、質の悪いのがわかる物でも平気で売っている。パイロットが付けている物とはあきらかに
質が違うじゃないか、これは商売用に用意した安物だ。そう思った時は私は買わない。
ところが、いかにも安っぽいパッチでも、当のパイロットが付けているのも同じようなヘロヘロなヤツで、
しかも昨日今日付けた物でないらしかったりすると、じゃ、これでも本物か・・と思って買ったりする。

それを本物として見るか、レプリカとして見るかは、あなた次第なんだ。いやホント。

全ては巡り合い

ジッポライターなんかのコレクションもそうだけど、
この世に存在する全ての種類を集めるなんて、絶対無理なんだから、
自分が巡り合った中で、気に入った物をコレクションすればそれで良いのではないか?
欲しくても、巡り合うことが出来なかったのなら、それは縁が無かったのだとアッサリ諦めよう。

自分の欲望を満たす、ただそれだけの為に多くの人達に迷惑をかけてまで手に入れたとしても
そんな行為は、とても恥ずかしい、最低の行為だ。そうは思いませんか?

ちなみに、私はどうかというと、実はほとんどこだわっていない。
とりあえず、飛行隊が出している店を見つけて買うようにしているが、その程度だ。
見て気に入ったら買う。逆に気に入らないデザインなら買わない。
それだけだ。そうやって楽しまなくっちゃ。ねえ。