1/48 RF-101C (モノグラム F-101B)

センチュリーシリーズ初期の機体で、
数奇な運命をたどったブードゥーですが、
マクダネルっぽさが満ち満ちていてとても魅力的な機体です。

キット化されているのは複座インターセプターのB型ですが、
やはり、日本になじみのあるRFが欲しいところです。
そこで、C&Hのコンバージョンキットに挑戦することにしました。
コンバージョンキットには機首等のレジンパーツに
バキュームフォームのキャノピー、デカールがセットされた
トータルキットで、モノグラムのB型さえあれば
必要な物は全て揃っていると言う物です。

レジン部品の出来は・・普通。 気泡もあるし
荒れている部分もありますが、まあ20年前くらいの
クオリティかな。

レジン製の機首パーツはモールドが凹彫りなので、
モノグラムの本体も凹彫りにしなければ・・・
ということで、作業開始です。

最終的には、嘉手納に居た15TRSの機体を再現する予定です。
三沢のポルカドッツも無塗装のナチュラルメタルも捨てがたいのですが、
面倒くさいので、東南アジアに送られたエアクラフトグレイの機体にします。

とりあえず手を付けたのはモノグラムのプラパーツの方。
地道にスジボリ開始。
はてさて、機体全体のスジボリ作業は
20年ぶりではなかろうか。
パネルラインの正確性うんぬんは気にしないで、
モノグラムのモールドにそってそのまま彫り彫り。
主翼は平らなので作業しやすいのですが、
細かいところではアラが目立っています・・
フォーメーションライトパネルは後期改修後の物なので
翼端のモールドは削り落としますが、
ナビゲーションライトは残す様に注意します。
キットのカメラ窓は、1ミリほど窪んでいるだけ。
そのまま透明プラ板をはめこんでもいいんですが
せっかく作るのだから・・と、カメラ窓部分を深く掘って
レンズ部分だけ作り込む事にしました。
機首の作り込みと平行して、後部胴体にも着手します。
まずは機首の切り落とし、そして排気ノズル部分の切り取り。
奥に転がっているのが、レジンの機首です。
レンズを仕込みました。
問題はこの後の窓のはめ込み・・ハァ〜・・・
ということで(どういうことだ?)、塗装に・・
ああ、窓のはめ込みもその後の工作も
写真撮り忘れで、終わっちゃいました。

で、赤から始めます。
写真は尾翼のライトニング。
使用塗料は、Mrカラーの#327
赤をマスキングしたら、黄色を塗ります。
使用塗料は、Mrカラーの#329

写真は、その後の黒を塗装する為
マスキングしておあります。
黒を塗装。
使用塗料は、Mrカラーの#2
ここで、一旦マスキングテープをはがして、
あらためてグレー塗装に向けて
マスキングしなおします。
エアクラフトグレーをぶわーっと、一気に塗装。
使用塗料は、Mrカラーの#73

これで一段落。完全乾燥を待って、
次はデカール貼りです。
デカール貼り開始!

国籍マークは胴体が40インチ、主翼が35インチ。
いずれもイーグルストライクの国籍マークセットから。

今後の予定は、USAFロゴはモノグラムオリジナル、
機体番号、シリアルは自作デカール、
コーションデータ類は、エアロマスターのファントム空軍型
ステンシルデータセットから流用しようと思っています。