飛行機写真には、セオリーがあったが・・・

昔・・20年程前は「フィルムはコダクロームか白黒じゃないと駄目」
といったセオリーがありました。
確かに、シャープさを追求する場合は一理あるのです、ですが
こんなこと言ったら怒られるかもしれませんが、
要するにプロの真似ごとになるわけです。

専門誌掲載が目的なら仕方無いのかもしれないけど、
個人で楽しむ場合は、そんなことはどうでもいい話です。
確かに、その頃の国産フィルムはコダックより見劣りする物でした。
紙焼きする場合でも、ネガよりポジからのダイレクトプリントの方がきれいでした。

まあ、そうであった方が良い理由もあった訳で、
皆セオリーどおりにしていましたっけ。

では、現在ではどうでしょう、一眼レフカメラはオートフォーカスになり、
その性能も究極の域に達しています。
中級機以下の機種でも動体予測等の機能が搭載され、連写性能も高くなりました。
非球面レンズの実用化で、高倍率で性能の良いズームレンズが開発されました。
望遠側の400mmまでなら1本あれば十分という時代です。

国産フィルムも飛躍的に良くなり、コダックの影も薄くなりましたね。
一方、ネガフィルムもしかりで、同じ感度の場合、ポジより数段性能が上です。
(まあ直接比較すべきものではありませんが・・)

肩肘張らずに楽しもう!

でも、いまだに「ピントはマニュアル、フィルムはポジじゃなきゃだめだ」
などと、初心者に対して豪語している人がいるとか・・。

確かに正論でしょう。
でも、その通りに「修行」したとして、まともな写真が撮れるまでに、
どれだけの失敗を繰り返す羽目になるのか? その為に支払う、フィルム代、現像代、
そして2度と巡って来ない「撮影チャンス」そのすべてが無駄になってしまうのです。

私は、プロカメラマンになるつもりはありません、専門誌への投稿もしません、
コンテストにも参加しません。好きな飛行機の写真を撮って個人的に楽しみたいだけです。
年に数回、航空祭に出かけて写真を撮るだけの私に、プロ並みの技術が必要だとは思えません

自動車の運転を例に出して見ましょう。
今現在、マニュアル車を所有して運転なさっている方がどれほどいるのか?
ほとんどの方がオートマチック車に乗ってらっしゃるハズです。
では、「オートマ車では運転技術が向上しないぞ」と言われたらどう答えますか?
私ならこう答えます「楽に、楽しくドライブできればそれで結構です」。
自動車の世界では、「マニュアルの操作自体を楽しむ為のマニュアル車」になりつつあります。
そういえば、自動車レースの最高峰、F1(フォーミュラー1)の車両もオートマになってますね。

また、オート全盛の現在、普及価格帯の機材はマニュアル操作を重視していません。
マニュアル操作を含め、本気で写真の勉強をするならプロが使う高級機やマニュアル専用機を
用意しなければならないでよう。気軽に始めるには敷居が高すぎます。
ポジや白黒フィルムにしても、価格や現増代が高いので失敗の代償も高くつきます。

実際、全てマニュアルだった頃、まともに撮る事が出来ず悔しい思いをした私が、
その経験をもとにアドバイスしたらどうなるか?

「楽しむ為の写真なら、写真画質そのものや技術向上を気にかけるより、
 できるだけ失敗の少ない方法を取った上で、段々とテクニックを身に付けて行きましょう」
といったところです。

プロを目指したり専門誌への掲載を目指す方と、個人的に楽しみたいといった方とは、
機材や方法論はまったく違うのだと考えています。

どんなカメラが必要か?

最近ではデジカメが普及していますが、現時点で比較する場合
絶対性能では、やはり35mmフィルム一眼レフカメラの方が優れています。

飛行機を撮る場合、第一条件になるのがオートフォーカスの速さと正確さです。
せっかく構図がバッチリ決まっても、ピンボケでは使えません。
とにかくジェット機は速いです。

「会場右手をご覧下さい、RF−4偵察機が時速約800キロメートルで通過し・・」

とか

「会場左手より1機のC−1輸送機が、時速約500キロメートルで進入し、
 会場正面で急上昇致します」

なんてアナウンスが流れます。あまりにも速い場合は最初からあきらめて
肉眼で見ていた方が楽しいんですが・・・。

特に有効だと思われるのが、キャノンの「手ぶれ補正機能」付きのレンズで、
効果の程はわかりませんが、同様のメカニズムを持ったビデオカメラを使っていますが
こちらの方は、かなりの優れものです。

機材一式で考えた場合、オートフォーカスの速さではキャノンが一番かな。
私はミノルタユーザーなのですが、友人の評価や、色々な情報から考えると
どうやらそういうことになりそうです。

揃える交換レンズは、少なくともピント合わせの速さでは、
純正レンズ(ボディーと同じメーカーのレンズ)に軍配が上がります。
写りの良さということになると、現在のレベルではどの製品も十分な性能を
持っていると思います。

地上展示機 撮影用に標準ズーム1本、飛行展示撮影用に望遠ズーム1本あれば
良いでしょう。

標準ズーム:機体全体を収めようとした時に問題になるのが、広角側の焦点距離。
      ロープから機体までの距離が近くなれば、より焦点距離の短いレンズが必要になります。
      ただし、焦点距離が短くなるほど画像の歪みが強くなるのですが、
      35mmではチョットつらい事があるので、広角側は28mmくらいで良いと思います。
      
      倍率を欲張っていないレンズのほうが良いと思いますので、
      望遠側は、必要最低限で選べば良いと思います。
      
望遠ズーム:望遠ズームというと、300mmまでの望遠ズームが多いのですが、
      ブルーインパルスのソロや、戦闘機の機動飛行を画面いっぱいに撮ろうとする場合は、
      できれば400mmは欲しいです、ズームの400mmは少ないのですが、
      機材をコンパクトにまとめたい場合、資金に余裕があれば400mmをお薦めします。
      
単焦点の望遠レンズ:ズームレンズは便利ですが便利な反面、やはりデメリットが存在します。
          一つは、レンズ内にホコリが入りやすいこと。
          ズームレンズは筒の中のレンズを移動する事によって焦点距離を変えるのですが、
          内容積が大きくなる方へ動かした時には、外部の空気を吸い込むことになり、
          この時に空気がホコリっぽいと、レンズ内に浸入してしまうのです。
          多少入ったところで、大きな影響は無いのですが・・。

          もちろん画質の面でも、単焦点の方が優秀です。
          300mmの望遠ズームと、400mm以上の単焦点レンズという
          組み合わせも良いと思います。(今の私はこの組み合わせ)

手ぶれ補正機能:効果の程はわかりませんが、失敗率低減には一定の効果が見込めると思います。
        できればあった方が良いでしょう。(現在、キャノンとニコンのみ)

※レンズの明るさ(f値)について

あまり気にしなくても良いです。
航空祭へ行くと、マニアとおぼしき人が白くてバカでかいレンズを持っていますが、
あれでも、せいぜい300mm程度の望遠レンズです。では何が違うのか?
レンズの明るさが違います。300mmで比較すると、
安価な300mmズームのちょうど倍の明るさがあります。

もっと具体的には・・・シャッタースピードの比較で行くと
安い300mmにISO400のフィルムを使うのと
50万円以上もする白レンズの300mmにISO100のフィルムを使うのと
同じ条件になります。
まあ、それだけじゃなくて高い分だけ写りが良いのでしょうが、
当然、私は持ってないので分かりません。
というより、欲しいからといって気軽に買える値段ではないし、
投資に見合うメリットは無いと判断しています。

それから、性能意外の重要なファクターが「重さ」です。
航空祭会場への移動時間、ゲートから駐機場までの長い距離を歩き、広い会場内を歩き回ります。
撮影中は立ちっぱなしですし、疲れ果てての帰り道も来た時と同じ道筋をたどる訳で、
あなたは一日中、全機材の重量と戦い続けることになります。
私の機材など、高価な白レンズも無い軽量級ですが、
ボディ2台、レンズ3本、フィルム、カメラバック+@で、10kgを超える重量になります。

近場や自家用車で行ける所ならあまり気にする必要はありませんが、
新幹線や飛行機で移動するとなると、電車の乗り換えや空港などで
頻繁に担いだり下ろしたり、常にその荷物と共に行動することになります。
そんな時には、ヤワな私には重すぎる重量になってくるのです。
カメラシステム 35mm一眼レフ
カメラボディ選び まず、オートフォーカス性能を考慮。ボディの性能だけでは決まらないので、
カメラとレンズの組み合わせで選ぶ。
レンズ選び メーカー カメラボディと同じメーカーの「純正レンズ」の方が反応が良い。
焦点距離 地上展示機用に、標準ズーム1本。広角側を考慮。 お薦めは28mm〜
展示飛行の撮影用に、望遠ズーム1本。 最低300mm。 400mmあればグー!
でも、利便性を除けば、単焦点の望遠レンズの方が良い。
手ぶれ補正 できれば、付いている方が良い。(望遠ズーム、単焦点・望遠)
明るさ あまり気にしなくて良い。
大口径レンズ 本当に必要かどうか良く考えて。
ひ弱な人は重さも重要 カメラバック自体の重量さえ気にするような、ひ弱な私。
現場への移動方法、機材の重量など、出かける前の悩みは多い。
ここからは余談です。
プロも使っている最上級機や高価な大口径レンズは、確かにその時点で最高の性能を持っています。
プロの持つ技術を最大限に生かす為の機能、失敗が許されないプロが要求する信頼性等・・。

大工さん、板前さん、どの分野にせよプロが使う道具や機材は、
プロの要求にこたえられる性能や耐久性を有しており、
たとえ素人が持っていても、「宝の持ち腐れ」となってしまいます。

日曜大工を楽しむオトウサンが、大工さんと同じカンナを持っていたって
大工さんと同じようにミクロン単位のカンナがけができるわけでもありません。
板前さんと同じ包丁を持っていたって、高級料亭の料理は作れません。

もちろん、買ってはいけないと言っているわけではありません。
本来の性能を発揮させる為に持つのではなく、
「所有する喜び」を味わう、これも立派な趣味の内です。
ただし、この場合は「コレクション」ということになりましょう。

あなたが、あくまでも「写真を撮る為」にカメラを選ぶのであれば
もう一度、どんな機材が必要なのか良く考えて見ましょう。

とりあえず撮ってみる カメラ編

第2の条件としては、シャッタースピード。
せっかく構図とピントがバッチリ決まっても、ブレていては使えません。
ブレを防ぐには、なるべく速いシャッタースピードを選び、
シャターを切るときにレンズが余計な動きをしなければ良いだけです。
しっかり構えて、息を殺し(止める)被写体をとらえ続けながらシャターを押す。

では、どのくらいのシャッタースピードで撮れば良いのか?
一般的には、1/焦点距離 以上であれば安全圏とされています。
例) 200mmなら、1/250 400mmなら、1/500 といった具合。

ところが、先にも書いたとおり、ジェット機は速い!
シャッタースピードも速ければ速いに越したことはありません。

最近のカメラには「スポーツモード」という機能が付いていて、
シャッターを押した時点で最速のシャッタースピードを選択し、
ピントも連続して合わせ続けてくれるという便利な機能です。
細かいことは抜きにして撮りたければ、このモードを使いましょう。

おまえはどうなのかって? 決まってるじゃないですか。 
そりゃもうスポーツモードが基本ですよ。

ただし、プロペラ機は別です。シャッタースピードが速過ぎるとプロペラが
ピッタリ止まった様に写ってしまいます。これを防ぐ為に、
シャッタースピード優先で撮影します。
大抵の場合、1/250以下ならプロペラがブレて回っているように写ります。
ただし、ぶれても良いのはプロペラだけなので、手ぶれには注意しましょう。
そうそう、ヘリのローターも同じ注意が必要です。

とりあえず撮ってみる フィルム編

それから、使うフィルムの感度もシャッタースピードに影響してきます。
より感度の高いフィルムを使うことで、速いシャッタースピードが使えます。
ISO感度 100 とか 400 とか フィルムの箱に書いてあります。

現在、ポジフィルムでは100が中心、ネガでは400が中心になっています。
感度の低いほうが粒子が細かくきれいな写真が撮れます。
感度が高くなるにしたがって粒子が粗くなり、見た目の印象がざらついてきます。

つまり、感度(シャッタースピード)を選ぶか、解像度を選ぶか、といった
悩ましい問題であるわけですが、いかに解像度が高くとも、ぶれてしまったら
何にもならない訳ですから、まずは感度(シャッタースピード)を優先しましょう。

※地上展示機を撮る場合は、ジックリ落ち着いてシャッターを切れますので、
 思い切って低感度フィルムを使ってみましょう。

では、ポジを選ぶか、ネガを選ぶか、これは「お好みで」と言うしかないですね。
以下にメリット、デメリットを述べておきます。

ポジ:リバーサルフィルムと言います。元々はスライド映写用のフィルムです。
   35mmフィルムの、本当のルーツは映画撮影用のポジフィルムです。

   色の鮮やかさは抜群で、単純にきれいな写真を撮ろうと思ったら
   ポジを選ぶことになります。
   鑑賞方法は、もちろんスライド映写な訳ですが、
   スライド映写機を持っている人は極少数で、ライトボックスの上で
   ルーペで覗く程度のことしか出来ません。
   いずれにせよ、鑑賞する為には鑑賞用の機材が必要になります。

   ポジから紙焼きすることも出来ます。当然ネガよりグッと高価になります。
   純正プリントを扱うDPE店で、ダイレクトプリントと言えばOKです。
   機械焼きと手焼きがあります。トリミング指定など無ければ
   機械焼きで十分でしょう。手焼きは高価ですが、
   仕上がりに納得いかなければ、やり直しを指示できます。
   但し、フィルムとまったく同じ色再現は不可能です。
   
   ネガと同じ工程を経て、印画紙にプリントするので仕方ありません。
   何度もやり直しを指示してフィルムの発色に近づけることはできますが・・・

   フィルムそのものが高価な上、現像代も高いです。
   ネガと比べると、解像度に対する感度も低めです。
   また、感度の高いフィルムほど高価になります。
   ネガフィルムより、露出に対する許容度が狭く、
   温度に敏感で、保管にも気を使います。
   
   ISO感度100では解像度は十分ですが、
   初心者の方が300mm以上の望遠で撮るには感度的に厳しいと思います。
   200や400等、もっと高い感度のフィルムもありますが
   値段も急に高くなり、解像度も一気に低下します。
   増感現像と言う手もありますが、DPE店の人でも理解していない人が多いので、
   正確に指示させる事が必要。現像所への指示に間違いがあると全部パーです。
   それから、一本あたり¥500程、現像代が高くなります。
   
   つまり、全般的にお金がかかり、お手軽ではありません。
   
   ですが、結果がはっきり出るので、撮影技術を向上させるには
   ポジが良いとされています。

ネガ:プリントする為のフィルムで、フィルムを現像しただけでは
   鑑賞することは出来ません。

   「プリントした結果がすべて」ということになり、
   自分ではプリント出来ないので、プリントは人まかせになります。
   そんな訳で、プリントが駄目だとどうにもなりません。
   
   一般的には、紙焼き(プリント)が目的なら断然ネガフィルムのほうが
   良いとされています。そりゃそうですね、プリント用のフィルムなんだから。
   ただし、飛んでいる飛行機の写真となると、「サービスサイズ」等の
   自動プリント機によるプリントでは、オート機能が正常に働かないのか
   変な色で焼かれることが多々あります。
   メーカー系の現像所にしても、ミニラボにしても飛行機の写真は
   特殊なもののようで・・・特に、曇り空にグレーのF−15なんて 
   どんな色にして良いか、機械も現像所の人もわからないんですね。

   大判のプリントの場合はそれなりの仕上がりにしてくれますので
   まあ、細かいことは気にしないで楽しみましょう。
   もちろん、手焼きも頼めます。良い写真が撮れたら手焼きで
   プリントしてもらうのも良いでしょう。 

   メリットは、ポジに比べて安価で入手しやすく、現像代も安いです。
   とはいえフィルムは生ものですから、商品の回転が良さそうなお店で
   なるべく新しいものを買い、撮ったらすぐに現像しましょうね。

   ISO感度400でも十分な解像度があり、
   天気の良い日であれば、1/1000以上のシャッタースピードで
   撮影できます。

   つまり、お金がかからなくて、お手軽だということです。

   許容度が広く結果があいまいなので、
   「ネガばかり使っていると撮影技術が向上しない」
   とされていますが、そんなことはどうでも良いと思っています。
ポジ ネガ
リバーサルフィルムと言います。
元々はスライド映写用のフィルムです。
35mmフィルムの、本当のルーツは
映画撮影用のポジフィルムです。
プリントする為のフィルムで、フィルムを現像しただけでは
鑑賞することは出来ません。
入手方法 温度管理をしている専門店で買おう コンビニでも売っているが、
写真屋で売っているお徳用パックがオススメ
保管方法 撮影前は必ず冷蔵庫。 できれば冷蔵庫。
フィルムの値段 高い 安い
現像代 高い 安い
感度 低い(初心者向きではない) 高い(初心者でも失敗が少ない)
色の再現性は良い(完璧では無い) プリントでは正確な色再現は難しい
鑑賞方法 虫眼鏡で覗くくらいで、無いに等しい。
ダイレクト・プリント可能。
プリント
カメラに慣れたら
地上展示機の撮影に使ってみましょう。
展示飛行には断然ネガがオススメ
天気が悪くても使えます。
では、おまえはどうなんだ? と聞かれると・・色々です。
お金があって、ここ一番! と気合をいれるときはポジも使います。 でも、絶対的に安上がりなネガが基本です。
400の10本パックを ザックリ買ってきて、航空祭当日は連写しまくり、シャッター押しまくりですよ!
最高記録は、一日で36枚撮りが34本です。ポジじゃ、こうはいかないですね〜。

ちなみに、トップページに貼ってある、T4ブルーの写真は、
300mmズーム、スポーツモード、フィルムはネガ(フジの400) です。
ファンブレークという演技ですが、観客に撮影させる為の演技ですから
スピードも抑えぎみで距離も近く、誰でもこういう写真が撮れます。

私の機材

現役の機材

カメラ ミノルタ α−707 かつての中級機。特に不満も無く使用中。
ミノルタ xi−9 かつての上級機。特に不満も無く使用中。
レンズ ミノルタ 24−85mm ズーム 特に不満も無く使用中。
ミノルタ 100−300mm 
APO ズーム
フォーカスの遅いシグマのレンズから買い換えた。
性能的に文句は無い。やはり純正レンズは反応が良い。
ミノルタ 500mm 反射望遠 500mmという高倍率ながら、安くて、小さく軽く携帯性抜群。
その代償として、周辺光量不足、f値固定といった欠点がある。
タムロン 200−400mm ズーム 巨大なズームレンズ。フォーカス速度が遅く、
飛行機撮影には向かない。ほとんど使っていない。